こんにちは、Arisaです!2025年7月よりアメリカに駐在をしています。
このページにたどり着いたあなたはきっとアメリカ駐在が決まった!嬉しい、けれど不安もある…という方ではないかと思います。
実際に、私も駐在前は初めての駐在ということもあり様々な不安がありました。
しかし以下の準備を初期に実施することで、駐在直前は不安ゼロになり、自信をもって赴任することができました!
この記事ではその内容を解説します。少しでもご参考になれば幸いです!
やること1.ビザ取得を開始する
え、いきなりビザ!?と驚いた方もいるかもしれません。
そうです、とにもかくにもまずはビザを取り始めましょう。
ビザ取得は駐在準備の上で最重要事項です。
なぜ最初にビザ取得を開始するべきなのか
私がビザ取得を最優先でやることとして掲げる理由は3つあります。
1つずつ解説していきますね。
ビザ取得を即始めるべき理由1.ビザなくして駐在できない
当たり前ですが、駐在は観光や短期出張とは異なるためビザがなければ入国できず、着任もできません。
仕事を滞りなく円滑に進めるため、着任前にビザ取得を済ませるのは最重要事項です。
しかし以下の理由からビザ取得が遅れるケースもあります。実際に私と同じタイミングで他国に異動予定だった同期はビザ取得が間に合わず着任も後ろ倒しになっていました…
しっかりスケジュールを確認して、着任に間に合うようにビザ取得しましょう!
ビザ取得を即始めるべき理由2.駐在前は時間がない
大半の会社では、海外駐在の場合本人内々示→部門内示となり、他の人に自身の異動が公開されるのは1カ月前や2カ月前のケースが多いと思います。
つまり、駐在前は「自身の通常業務」「同僚への引き継ぎ」「駐在前準備」をすべて同時並行で進める必要があります。
したがって、同僚が関係しない項目はなるべく部門内示前に終わらせるのがベターです。
ビザ取得を即始めるべき理由3.取得までに時間がかかる
ビザ取得には本当に時間がかかります。
ビザを取得するまでには
- 書類を準備して
- 面接予約をして
- 面接に合格して
- ビザが家に送付されるのを待つ
必要があります。
この面接予約が本当に取れなくて、私はGW前に書類送付しましたが予約は最短でも1カ月先でした。
しかも東京が良かったのに空きがなくて大阪に行きました。。。
またビザ送付にも1週間程度要しますので、合計で最短2カ月ぐらいかかるとみておいたほうがよいです。
※2025年現在、トランプ政権下での不法移民排除厳格化のため、過去の渡航歴や渡米目的によっては審査が長引くケースもあるようです。アメリカに留学経験がある人や政治的に不安定な国に出入りした経験がある人はご注意を!
会社のサポートは最大限活用しよう
会社によっては、人事部や委託外部事業者がビザ取得のサポートをしてくれる制度があると思います。その際は迷いなく乗っかりましょう。
ビザ取得に限らず、駐在準備は細かい大量のタスクを短期間かつ同時並行で進めなくてはいけないため大変です。
人を頼れるところはとことん頼りましょう!
会社のサポートがない場合はネットに頼る
基本的に人事異動として海外駐在する場合は会社のサポートがあるはずです。
しかし、会社も初めての経験でよくわかっていなさそう…という場合はネットに頼りましょう。
「アメリカ ビザ 取得」などと検索すると、大使館以外にもやることをまとめてくれているサイトがあります。便利な世の中になりましたね本当に…
やること2.他の駐在員の話を聞く
次にオススメしたいのが他の駐在員と話をすることです。
「忙しいのにそんな時間ないよ!」という気持ちもあると思いますが、準備を効率よく進めるためにもぜひやってみてください。
なぜ他の駐在員の話を聞いた方がよいの?
私含め、「駐在」という言葉は一つにまとめられて語られやすいです。
SNSなんかでも「駐在員は~」みたいなことを話している人、見かけませんか?
しかし実態としては、駐在する地域、会社、ポジション、業務内容や帯同家族の有無によって大きく異なります。
そのため、いろいろな駐在員の話、特に自分に近い条件の駐在員の話を聞くと、駐在後の仕事や生活のイメージがしやすく、準備もはかどります。
ベストは前任者と話をすること
前任者がいる場合はその人と会話しましょう。なぜなら前任者は自分と一番条件の近い駐在員だからです。
プライベートの部分は条件が異なることもあると思いますが、地域・会社・ポジション・業務内容は一緒ですよね。
したがって、駐在中の生活の核となる仕事の部分の情報が最も効率よく集められます。
また実際には居住エリアも近くなるでしょうから、単なる業務引き継ぎだけでなく、生活のことや不安なども相談するとよいと思います。
前任がいない場合は同じ会社の駐在経験者を探す
中には前任者がおらず、自身が新設ポジションで駐在する人もいると思います。
その場合でも、同じ会社で駐在経験がある人から話を聞くとよいです。
駐在準備で会社が手伝ってくれることや、赴任後の制度などが一緒だからですね。
特に福利厚生面は企業ごとに全く異なるため、自社の人に聞くのが最も正確です。
同じ地域の駐在者からの情報を探すのも手
駐在はその地域によっても状況が大きく異なります。
前任や、駐在先に日本からの駐在員がいればよいのですが、そうではない場合はネットで地域別の情報収集をしましょう。
「自身がその地域で初めての日本人になる」というケースはまれであり、ネットに何らかの情報は流れているはずです。
地域固有の情報を得ると、新しい生活がイメージしやすく準備も効率よく進められます。
やること3.自分が行く地域の治安を調べる
最後にぜひやってほしいのが治安調べです。
特に私のような女性単身駐在者の場合はビザの次にやってもいいくらい重要です。
なぜ治安を真っ先に調べるのか
日本では治安が悪い場所といってもたかが知れていますが、アメリカの治安が悪い場所=最悪死ぬ場所です。
異動先でそのような事態があっては困るので、たいていの会社では「治安のよい場所に住んでください」と言われると思います。
つまり治安の良し悪しで居住エリアが決まる=駐在中の生活そのものが決まります。
なので、治安のよい住居候補エリアを早めに絞ると、家探しや(お子さん帯同の場合)学校選びの精度が上がります。
アメリカ内の治安を調べる方法
私が参考にしたのはCrimeMappingという実際の犯罪発生データを地図上で可視化してくれるサイトでした。
また留学生向けのサイトも有効です。よほど悪徳事業者でない限りは、留学斡旋事業者が学生にガチで治安が悪い街を勧めることはありません。
まとめ:まずはこの3つをやろう!
この記事ではアメリカ駐在が決まったその日からやるべきこと3選を紹介しました。
まとめると、以下の3つになります。
- ビザ取得開始:最短2カ月かかるので、即動き出して赴任スケジュールに間に合わせる
- 他の駐在員との会話:理想は前任者、いなければ同じ会社の駐在者やウェブの情報を活用
- 治安を調べる:安全なエリアにあたりをつけ、駐在後の生活をイメージする
まずこの3つを実行すれば、駐在に対する不安感はなくなりますよ。
ぜひ試してみてくださいね!
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