アメリカ駐在が決まったとき、多くの人が気になるのが生活費ではないでしょうか。
日本よりもさらにインフレが進んでいると言われ、「お金が足りなくなるかも…」と不安に思ってしまうこともあるでしょう。
本記事では、私が2025年7月に駐在を開始してから、最初の3か月間で実際に使ったお金をご紹介します。
駐在前に必要な資金感覚を具体的に把握したいはぜひご覧ください!
なぜ最初の3か月に注目するのか
駐在が始まってから最初の3か月は、とにかくお金のやりくりに気をつけるべき時期です。
なぜなら、毎月発生する生活費だけでなく、引っ越しによる一時的な出費や入居直後にしか発生しない支出が集中してしまい、今までの生活以上にお金がかかってしまうことがあるからです。
そのため、最初の3か月を乗り切るためにはどれくらいお金が必要なのか、まずは知っておくと安心です。
なお筆者は以下のような条件でアメリカ駐在しております。
- 独身、単身駐在
- アメリカ カリフォルニア州郊外(アーバイン)在住
- 家賃、車関連費用、保険は会社負担
ある意味最もシンプルなケースだと思います。
私の支出事例を見ながら、ご自身の状況と合わせて将来の支出を想定してくださいね。
最初の3か月でかかった生活費の全体像
最初の3か月でかかった費用
ずばり、私がアメリカに赴任してから最初の3カ月で使った費用は$12933.5(日本円でおよそ200万円)でした。月平均でいうと、$4,311.17(日本円で67万円)ですね。
今のインフレ感だともう少しかかるかな、と覚悟していたのですが、もともとミニマリストよりだったこともあってそこまで膨大な費用にはなりませんでした。
支出内訳
最初の3カ月でかかった費用を細かく見ると、以下のようになっていました。
一時支出が大半で、他は日本から持ってきたもので結構まかなえていましたね。

以下では詳しく解説していきます。
固定費
家賃(デポジット)
固定費の最たるものといえば家賃ですが、私の会社ではありがたいことに家賃自体は会社が支払ってくれます。
一方で、アメリカでは賃貸を契約したときに、デポジットという形で1カ月分の家賃を最初にプラスして支払うことが一般的です。
日本でいう敷金のようなものだと思えば理解できるかと思います。
その分の費用はいったん自分が建て替えて、後から会社に請求するようになっていたため、そのデポジット分は一時的には支出になります。
数千ドル飛んでいくので、結構大きな建て替え費用なんですよね…。
もちろん、退去時に返金される可能性はありますが、駐在初期の資金計画という観点においては、一度支払う前提で考えておいたほうがよいでしょう。
水道光熱費と通信費
毎月発生する固定費には、他にも水道光熱費と通信費が含まれます。
私の場合、水道代は家賃に込みのため、自分では電気代・ガス代を水道光熱費として支払っています。

私は両方合わせて毎月80ドルぐらい払っています!
また通信費として家のネット回線代と、携帯電話料金を支払っています。
インターネットはSpectrumを使用しています。回線は安定していて使いやすいです。
また駐在員にとってありがたいのが、ルーターなどの必要機材を配送か店舗受け取りか選べること。
入居日前に店舗受け取りしておけば、入居当日からスムーズにネットが使えるようになりますよ。
携帯電話は格安SIMのTelloを使用しています。無制限プランでも月$25と激安!
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変動費
食費
変動費の代表例と言えば食費ですよね。
「アメリカの食費って高そう」と思われがちですが、厳密には自炊と外食でだいぶ状況が異なります。
基本的にアメリカは人件費が高い国なので、自炊をすればそこまで食費はかかりません。
例えば私の最近の食費は$250程度です。
今は為替の影響でそれでも4万円弱ということになりますが、総務省の家計調査によると、ちょうど単身世帯の一カ月の食費程度らしいです。
つまり日本とあまり変わらないということですね。
一方、最初の3カ月はどうしてもホテル生活や家の備品がそろっていなくて、外食が増えがちです。
私の住むカリフォルニアでは、日本でまことしやかに噂される「ラーメン1杯3,000円」が正しいです。
外食ベースで過ごす場合は、単純に日本の外食の2~3倍の費用がかかることは覚悟しておいた方がよいでしょう。
日用品
日用品も地味にお金がかかるものの1つですが、日本からある程度を持っていけば、最初の3カ月はあまりお金が飛んでいかない項目でもあります。
荷造りの後、スペースが余っているようであれば、保管ができる日用品はなるべく日本から持っていった方がよいでしょう。
娯楽費
ここは人によって考え方が大きく異なると思いますが、私は駐在中は旅行に行ってナンボ派です。
駐在期間はいつ終わるかわかりませんし、駐在国のどこかに「国内旅行」としてひょいっと行けるタイミングは駐在期間しかありません。
「駐在でお金を貯めるぞ!」と意気込んで部屋から出ないという人もいるかもしれませんが、
私個人としては、せっかくなのでいろいろ行ってみた方が思い出として良いんじゃないかなと思っています。
ということで、最初の3カ月では近場ですがお出かけして憧れのホテルに泊まるという経験を1泊2日でしました。
ちなみに泊まったホテルはここ。豪華客船がホテルとして再利用されているんですよ。

駐在初期にのみ発生する一時的な支出
駐在初期にのみ必要となる費用が、最初の3カ月で多く発生します。
私も3カ月で支払ったお金の半分はこれら一時支出でした。
例えば、以下のようなものが一時支出としてかかります。
この分のお金は、日本から送金するor会社にお給料を前倒しで振り込んでもらうなどして、前もって準備しておきましょう!
ホテル代
最初にかかるのは家が決まるまでの間宿泊するホテルの代金です。
私の場合、3週間以上いたので$3,000近くかかりました。
ホテルのグレードを下げる、早く家が決まって入居できるのであれば、もう少し安上がりに済んだかもしれません。
ただし、激安ホテルは治安の観点からオススメしません。
駐在員の職務を全うするために、安いからと言って危険な立地やセキュリティ対策がしっかりしていないホテルに泊まるのはやめましょう。
家具・家電
家具や家電の新規購入は、引っ越しをする以上どうしても避けて通れません。
私の場合、主には以下のようなものを最初の3カ月に現地で購入しました。
- 作業用デスク&チェア
- リビングのソファとテーブル、ラグ
- 収納棚
- 照明器具
- 掃除機
- コーヒーマシーン
家の備品
大きな家具や家電以外にも、家に一つは欲しいものがいろいろありますよね。
また、なくても生きていけるけれど、あったほうが自身のモチベーションが上がる・QOLが上がるものも、快適な家づくりには必要です。
小さなものであれば日本から持ってくればよいですが、大きいものはどうしても現地購入になります。
例えば以下のようなものです。
- ゴミ箱
- カーテン
- メジャー(フィート、インチ単位のもの)
- 脚立
- インテリア用品
まとめ
アメリカ駐在の最初の3か月は、生活費と初期費用が重なりお金が出て行ってしまう期間です。
この期間にどの費用がどのタイミングで発生するかを把握しておくと、資金面での見通しが立てやすくなります。
3か月を過ぎると、支出の構造は落ち着き、毎月必要な金額は読みやすくなりますよ。
ぜひこの記事を参考にして、あなたも駐在中のマネープランを立ててみてくださいね。

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