海外駐在が始まった直後は、仕事の立ち上げと同時に生活環境を整える必要があります。
多くの駐在員は、現地到着後すぐに自宅へ入居するわけではなく、一定期間ホテルでの生活を送ることになります。
このホテル滞在期間をどれだけ快適に過ごせるかは、駐在員としての仕事への集中度や心身の余裕に大きく影響します。
本記事では、海外駐在初期に実際にホテルで生活した経験をもとに、ホテル生活にあってよかった!持ってきてよかった!と感じたものを具体的に紹介します。
ホテル生活の快適さが重要な理由
ホテル生活の快適さが重要な理由
海外駐在員に求められる最も重要な役割は、現地で安定して業務を遂行できる状態を保つことです。
駐在開始直後は、職場環境や業務内容だけでなく、言語や文化の違いにも適応する必要があります。
そのような状況下で、生活面に不便や不快感が多いと、仕事に集中するための余力が削られてしまいます。
一方で、日々の生活が落ち着いていれば、仕事に向ける思考やエネルギーを十分に確保できます。
ホテル生活を快適に整えることは、駐在員としての職務を支える基盤づくりと言えます。
ホテル生活が1カ月以上になることもある
海外駐在では、現地到着後すぐに住居が決まるケースは多くありません。
実際には、自宅が見つかるまでの間、ホテルでの生活が数週間から1カ月以上続くこともあります。
住居選びは、その後の通勤や生活の質を左右する重要な要素であるため、十分に時間をかけて検討する必要があります。
ホテル生活に不便さが少なければ、住居探しに対しても落ち着いて向き合う余裕が生まれます。
短期間の仮住まいと考えず、一定期間の生活拠点としてホテルを考える方がベターです。
筆者自身も、海外駐在の初期に約1カ月弱のホテル生活を経験しました。
滞在中は2つの異なるホテルを利用し、日本のホテルとの違いを多く実感しました。
その中で、日本から持参して本当によかったと感じたものがいくつもあります。
以下では、実体験をもとに、手荷物に入れておくことを勧めたいアイテムを紹介します!
ホテル生活であってよかったもの
室内履き
海外の多くの国では、室内でも外履きのまま過ごす文化が一般的です。
ホテルの客室も例外ではなく、床は土足前提で設計されている場合がほとんどです。
一方でわれわれ日本人は室内履きを利用する人がほとんど。
入浴後に外履きを履くなんて信じられない!という人も多いのではないでしょうか。
そのときにあると役立つのが室内履き。
室内履きがあることで、部屋の中をリラックスした状態で歩けるようになります。
スリッパでもサンダルでも問題ありません。
自分に適したものを選びましょう。
パジャマ
スリッパ同様、海外のホテルでは、客室にパジャマが用意されていないことが一般的です。
用意されている場合でも、日本のホテルとは素材や形が大きく異なることがあります。
慣れない寝具や環境の中で、睡眠の質を保つことは非常に重要です。
普段から着慣れているパジャマがあるだけで、就寝時の安心感が大きく変わります。
時差調整が必要な駐在初期だからこそ、睡眠環境を整える工夫が役立ちます。
部屋着
もしパジャマと部屋着を分けている場合は、部屋着も持ってくることをオススメします。
部屋着があることで、仕事後に気持ちを切り替えるきっかけになりますし、
オンライン会議や簡単な作業を部屋で行う際にも、部屋着は便利です。
長期間の滞在を想定し、生活リズムを整える道具として活用できますよ。
歯ブラシ
歯ブラシもまた海外のホテルでは準備されていないものシリーズの一つです。
一定以上のグレードであれば、日本のホテル同様に歯ブラシが用意されていることもありますが…ビジネスホテルも含め、たいていの場合は持参しなくてはいけません。
現地で購入することもできますが、慣れない売り場で探すのは手間がかかりますし、現地のものは大きすぎて日本人には使いずらいという声もよく聞きます。
普段使っている歯ブラシを持ってくれば、到着直後からいつも通りの生活を始められます。
口腔ケアは体調管理の基本であり、駐在初期ほど意識しておきたいポイントです。
手荷物に入れても負担になるような大きさではないですし、駐在中に出張した際にも使えるため、ぜひ日本から持ってくることをオススメします。
使い捨てのコップ
ホテルの洗面所にコップがないケースが稀にあります。
たいていはガラス製のコップが置かれていますが、私は宿泊したホテルのうち1つでコップがないケースにあたりました。
コップがないと単純に歯磨き後のすすぎが大変なので、コップは持ってきた方がいいです。
使い捨ての紙コップやプラスチック製のコップがあると気軽に使えます。
また飲み物を部屋で飲む際にも使え、洗い物の手間を減らせますよ。
日本の百円ショップで購入できるもので十分対応できます。
使い捨ての箸やフォーク
ホテルで毎食食事が提供される場合は不要ですが、実際には外でご飯を調達し、ホテルの部屋で食べる…という機会もそれなりにあると思います。
テイクアウトした食事を部屋で食べる際、部屋に備え付けのカトラリーがあればよいのですが、ついていないという部屋も多いです。
その際に、使い捨ての箸やフォークがあればちゃんと食事にありつくことができます。
外食が続くと出費がかさみやすいため、部屋で食べられる環境を整えることは有効です。
これらも百円ショップで購入できますし、軽くてかさばらないため、準備しておくと安心です。
ヘアブラシ
またまたやってきた海外のホテルでは準備されていないものシリーズ。
海外のホテルでは、ヘアブラシが備え付けられていないことが一般的です。
現地で購入することも可能ですが、好みの形状や使い心地のものを見つけるには時間がかかります。
毎朝の身支度をスムーズに進めるためにも、使い慣れたヘアブラシが役立ちます。
生活リズムを整えるための基本アイテムとして、日本から持ってくることを勧めます。
現金
海外ではキャッシュレス決済が普及している地域も多くあります。
それでも、チップの支払いやホテルのランドリー利用など、現金が必要な場面は存在します。
現金でのみ対応しているサービスもあり、少額でよいので手元に用意しておくと安心です。
また到着直後は銀行口座や決済手段が整っておらず、気軽に現金を引き出すことも難しいです。
緊急時の備えとして一定額の現金を持参すると役立ちますよ。
ミニバッグ
ホテル生活中、周辺に短時間外出する場面は意外とあります。
必要なものを買いに行ったり、少し周りを散策してみたり。
せっかく海外に来たのだから、用事がなくてもいろいろ見てみたいですよね。
その際、日本であればポケットに最低限の荷物だけ入れて外出するということができますが、海外では違います。
最低限パスポートは携帯しなくてはいけませんし、財布などの貴重品も常に携帯しておいた方がよいです。
従って必然的に携帯品が増えて、洋服のポケットだけでは管理が難しくなります。
もちろん、ポケットだけでは紛失や盗難の不安もありますしね。
そこで役立つのがミニバッグ。
ミニバッグがあれば、必要最低限の持ち物を安全に持ち運べます。
ホテル生活中の外出を快適にするアイテムとして、ぜひ用意してみてください。
洗濯ネットまたは室内干し道具
アメリカでは、洗濯後に乾燥機を使用するのが一般的です。
残念ながら日本と異なり、外へは洗濯物を干しません。外干しNGのケースも多いです。
したがって、どんな洋服でも乾燥機に入れなくてはいけません。
そのときに、特にデリケートな衣類は、洗濯ネットに入れることでダメージを抑えやすくなります。
また、どうしても乾燥機の使用を避けたい場合は、室内干し用のラックやロープがあると便利です。
一番おすすめなのはデリケートな衣類は最初から持参しないことですけどね!
まとめ
海外駐在初期のホテル生活は、想定以上に長期化することがあります。
その期間を快適に過ごせるかどうかは、仕事の集中力や生活の安定度に直結します。
日本から持参できる身近なアイテムを準備することで、現地到着後のストレスを大きく減らせます。
特別な道具ではなく、普段使っているものを中心に揃えることがポイントです。
ぜひホテル生活を快適に整え、海外駐在で良いスタートを切ってくださいね。


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